ログイン

このコンテンツをご利用になるには「無料登録」が必要です。
すでに無料登録がお済みの方は、下記「ログイン」ボタンからログインしてください。

パスワードをお忘れの方

まだ登録がお済でない方はこちら

無料登録

—— 当初は一般のお仕事と格闘技を両立されていました。「プロとしてこの道で生きる」と“覚悟”を決めるには、葛藤などありましたか。
多少ありましたね。格闘技という職業は危険なものだし、保障もいっさいない。勝たなきゃいけないし、怪我のリスクもあるなかで、まぁ安定した職業ではないですよね。僕はその時、すごく安定した会社に勤めていて、「ここで一生勤めれば安泰だな」という気持ちはありました。そういうなかで、その安泰の人生を捨ててまで、格闘技一本に行くのが正しいのかどうか、というのは多少迷いましたよ。まぁでも、その職業自体は僕のやりたいこととはちょっと違っていたし、自分がやりたいことじゃないことに時間を費やすのは違うかな、と。だったら、「自分のやりたいことで勝負しよう」と、格闘技一本で生きていく覚悟を決めました。
—— 格闘技一本で「やれる」という自信はありましたか。そして、当時から今のレベルまで「いける」と思っていましたか。
もともと愛知県で兄貴と一緒に練習していたんですが、決していい環境ではなくて。その環境のなかでも勝ち続けていて、その頃から「結構いけるな」という気持ちはありました。ただ、韓国で一度負けた試合があるんですけど、その時に「ちょっと、このままだときついな」と。本当に格闘技でトップになるためには、「今の練習環境じゃ勝てない」と感じて、同時に「環境を変えて、格闘技だけに時間を費やせたら、俺らはトップになれる」という自信を抱きました。えぇ、もちろん今のレベルまで「いける」と、最初から思っていました。
—— その覚悟と自信があったからこそ、今の「朝倉海」があるのかと思いますが、夢を実現させる、挑戦するために、何を大事にすべきとお考えでしょうか。
僕が思うに、まず“願望”を持つこと。「絶対にトップになってやる」っていう願望を一番強く持つこと。その目標に向けて努力を続けることが大事だと思います。想いが強ければ強いほど、絶対に努力を続けることができると思うし、努力できないってことは想いが弱い。だから、やっぱり“願望”が大事です。
—— そんな海選手が今、一番強く抱いている“願望”は何でしょう。
“世界一”になりたいですね。まずは、『UFC』のチャンピオンになることが世界一であることの証明であり、今はそこを目指していますし、実現できると思っています。実力が足りない、とかはまったく思わない。今は英会話の勉強もしていますし、本気で世界進出を目指しています。
—— 日々のトレーニングの合間に、英会話の勉強ですか。オフの時間は、他に何をされていますか。
今後のことを考えれば、英会話もトレーニングの一つかもしれませんね。それでも、あくまで練習の合間にやっています。「YouTube」の企画、撮影、編集も、練習時間を削らないようにやっていますので、「ゆっくり過ごす」というオフの時間はないですね。
—— キーワードが出てきましたので、ここで「YouTube」の話題に。「YouTube」では、オタクキャラを演じたり、ファイターとはまったく異なる海選手の素顔が見られます。初めたきっかけは何でしょうか。
総合格闘技はすごく魅力的な競技と思っているのですが、まだ世間にはその魅力が伝わりきれていないと思っています。格闘技をやっている立場として、そこは悔しい。若い世代の方たちのほとんどが「Youtube」を観ているという時代なので、そこでまずは僕のこと、そして格闘技を知ってもらい、好きになってもらえれば、と思って始めました。
—— 「格闘家がオタクの格好をして歌舞伎町でポイ捨て注意してみた」の回は、650万回再生(2019年12月時点)を超えました。あのオタクキャラ「海ぴょん」の誕生秘話などあればお教えください。
格闘家としてリングでカッコつけてるところだけ見せても面白くないな、と思って。それよりもダサい姿や、絶対にやらないだろうってことをみんなは見たいんじゃないかな、と思って考えたのがあの企画ですね。堀口選手との試合1週間前の時期に、「プロ格闘家をメイドカフェに連れて行ってみた」という企画をやって、そこでメイドの店員さんに付けられた名前が「海ぴょん」です。堀口選手には勝つ自信があったので、勝った直後にアップしたら面白いだろうな、と思っていました(笑)。
—— 格闘家であり、Youtuber。海選手であれば、さまざまなジャンルで活躍できそうですが、たとえば、他の競技でも頂点を目指せるのでは、と思ってしまいます。
僕の人生プランのなかで、冗談抜きでそれは考えていることなんです。格闘技を長くやるつもりはないので、世界一になったらパッと辞めて、次は違う競技で頂点を目指すっていうのは、ひとつのプランとして持っています。もちろん、そんなに甘くないのもわかっていて、それに問題は、僕が飽きずにその競技が続けられるか。僕はかなりの飽き性で、なかなか続かない(苦笑)。格闘技はすごく楽しいから今も続けられていて、ここまで極めることができました。でも、もしほかにも熱中できるスポーツがあったら、上を目指せるんじゃないかな、って。
—— 最後に、今大会の意気込みをお願いします。
堀口選手との再戦が流れて、正直ガッカリしているファンの方も多いと思います。でも、マネル・ケイプ選手との試合が決まり、しかもバンダム級のタイトルマッチです。彼は彼で、すごくいい選手だし、ファイトスタイルも僕と似て派手なので、必ず面白い試合になります。前回の試合から1年半。お互い成長していて、今回はさらに上のレベルの試合がお見せできるはず。そこで僕が必ずチャンピオンになって、RIZINを引っ張っていく存在になるので、大晦日は応援よろしくお願いします!

前へ 前へ